「コミュニケーションが苦手」
「人とうまく話せなくてストレス」
「好きな人ともっと話せるようになりたい」
そんな悩みを、あなたは感じたことはありますか?
今日は、コミュニケーションで相手に好印象与えることができる、簡単なコツを紹介します。
今回紹介する内容は、コミュニケーションのテクニックの中でも基本の内容です。
しかし、印象を決めるには大きく影響します。
さらに基本が、わかっているからこそ、高度なコミュニケーションのテクニックを活用することができます。
「これぐらいのことはできるよ」と思っていても、
改めて自分のことを客観的に観ると、以外とできていないことも、、、。
使いこなすというよりは、繰り返し使っていくことで、自然にできるようになり
いつの間にかコミュニケーションが、うまくなっています。
そう言い切れるのにも、、僕自身が美容師という仕事を通して学んだ実体験があるからです。

コミュニケーション能力は、どんな場面でも活きます。
コロナ禍が終焉し、リアルなコミュニケーションが増える今だからこそ、大切になるのではないでしょうか。
今日紹介するコツは、以下の5つです。
- ネームコーリング(名前を呼ぶ)
- フォローアップ・クエスチョン(質問をする)
- ペーシング(相手の真似をする)
- バックトラッキング(話すことをオウム返しする)
- スマイル・ノッド・カップリング(笑顔とあいさつ)
順に、お伝えしていきます。
ネームコーリング
相手の名前を呼ぶことです。
とても単純なことですが、名前を呼ばれると、
脳内にオキシトシンというホルモンが分泌されます。
また以下のような効果があります。
- 幸せな気分になる
- 脳・心が癒され、ストレスが緩和する
- 不安や恐怖心が減少する
- 他者への信頼の気持ちが増す
- 社交的となり人と関わりたいという好奇心が強まる
- 親密な人間関係を結ぼうという気持ちが高まる
- 学習意欲と記憶力向上
- 心臓の機能を上げる
- 感染症予防につながる
このように、人は名前を呼ばれることで幸福感を得ることができるので、
名前を読んでくれる相手に好感をもつのです。
さらに、アメリカで行われた研究によると、55組のカップルに名前を呼び合わないようにしもらったところ
5ヶ月後に86%が別れたという結果出ました。
また、名前を呼ぶことで相手の心を開く効果はありますが、呼びすぎることは非常に注意が必要です。
なぜなら呼びすぎるとあなたの評価が下がるという結果が出ているからです。
フォローアップ・クエスチョン
質問で相手の話を盛り上げることです。
人は、自分のことを話すと、脳に快感を覚えます。
心理学的な観点から見ると、
ハーバード大学の2012年の研究によると、
人が自分の話をしている時の脳の状態は、
美味しいものを食べた時や現金をもらった時と同じように興奮している
会話は「自分が話すより相手にいかに話させるか」で印象が良くなります。
いろんな質問をして、相手の話を引き出しましょう
ペーシング
相手の話すスピードや使う言葉、姿勢や表情を真似をする。
話している相手が、自分と同じペースで話したり、同じような仕草をしていると人は自然と安心感を抱きます。
安心感を抱くことで、その後のコミュニケーションが上手くいくようになります。
会話の波長が合えば、リラックスした状態で過ごせるので、相手への印象が良くなります。
バックトラッキング(オウム返し)
相手の言っていることを、繰り返して言う。
相手が言っていることを、確認しながら話をすることです。
ここで大切なのは、相手が話した言葉を、そのまま使って繰り返すこと
言い換えた言葉を使ってしまうと、相手が違和感を感じてしまうので注意しましょう
人は自分に関心を寄せる人に関心を示します。
自分の話をちゃんと聞いてくれている、理解しようとしてくれていると感じて好感を持ちます
スマイル・ノッド・カップリング
「笑顔」と「うなづき」を同時にすること
親戚のおばあちゃんを想像してください。
久しぶりにきた孫の顔を見てにっこりと出迎え、孫が無邪気に話すことに、笑顔で「そうかい、そうかい」と話を聞いてくれる。そんな、いつもニコニコ話を聞いてくれるおばあちゃんのことを、孫は大好きですよね。
視覚効果は、人の印象の55%をしめます。これはメラビアンの法則で実証されています。
特に表情は、相手に与える印象が大きい。自然な笑顔は、相手を安心させるきっかけになります。
まとめ
今回は、コミュニケーションの基本となる、内容をお届けしました。
この基本を元に、さらに高度なテクニックを使えばコミュニケーションで困ることは無くなります。
むしろ、人と話すのが楽しくなっていく。私自身が、そうだったので間違いありません。
コミュニケーションは、人が生活していく中で、必ず役に立つものです。
今後も、誰かの役に立ち、活力になる発信ができるように努めていきます。
それでは。